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公益財団法人柏市医療公社 柏市立柏病院
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脂肪肝とは

脂肪肝というと、ウイルス性の肝炎やアルコール性の肝障害に比べて、あまり重篤な病気の印象はなく、大丈夫だろうと思われがちです。
しかし、2016年には世界で最も多い年間6000件以上の肝移植をしているアメリカで、50歳未満の世代で肝移植が必要で登録される患者さんの肝臓病の原因の第一位が、脂肪肝からの肝硬変、肝臓がんになりました。もはや放置してよい病気とはとても言えない状態です。

脂肪肝とは
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経過

脂肪肝のうち、放置しても命取りにならない脂肪肝か、はたまた肝硬変や肝臓がんになってしまう脂肪肝なのか、現在の医療技術でも一つの検査では明らかに出来ないため、血液検査やエコー、CT、MRI等の検査、時には肝生検という一日入院して肝臓の組織を取る検査をして見極めていきます。

脂肪肝で怖いことは、肝硬変にならなくても肝臓がんになることがあるのです。肝臓の数値(GOT、GPT、血小板数など)が正常でも肝臓がんができることがあるのです。特に糖尿病の人にはこの傾向があります。実際に脂肪肝から肝臓がんになった人を調べてみると3割から4割は肝硬変に至っていないのに肝臓がんができていました。

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治療方法

進行性の可能性が高い場合は薬で治療することもありますが、基本は食事療法と運動療法です。原則として、脂肪肝は食事でとる糖質や脂肪が、運動で消費するカロリーを上回ることで起きてきます。ですから食事のカロリーを少なくして運動を増やし、体重、おなか回りを減らせば改善します。大まかには体重を5%から10%減らすとよくなります。

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食事の注意点

食事では脂肪ばかりが注目されますが、もっとも悪いのは甘い清涼飲料と言われています。清涼飲料の多く含まれる果糖から、肝臓は無制限に脂肪を作ることができるのです。

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まとめ

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C型肝炎がほとんど治るようになり、B型肝炎も薬で抑えられるようになった今、脂肪肝は我々肝臓を専門にしている医者にとっても最も関心事の一つです。あまりにも脂肪肝の人が多く、皆が悪い経過を取るわけではないので治療法がいまだに定まっていないのも確かですが、間違いないのは食事、運動に気を付けて体重を減らすことです。

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